コロナ禍を受けて、一気にリモートワークを導入
富士通のパートナーとして長年お客様の事業拡大や業務課題の解決に取り組んでいます。ICTに関するコンサルティングからシステム設計、構築、運用、検証まであらゆるニーズにお応えできるのが私どもの強みです。お客様はトータルで20,000社以上。業種も多岐に渡っていますので、1社1社とよく相談して、よりマッチしたサービスをご提供できるようにしています。
Remottyを導入した理由はコロナウイルス感染拡大です。今現在、会社からの指針としては50%程度の出社率を推奨していますので、かなり多くの社員がテレワークと出社と両方使い分けてやっています。このテレワークによって生産性が落ちたかというと必ずしもそうではないですね。例えばお客様先で要件定義をする場合、遠地だと移動だけで往復3時間4時間かかることも多いです。これがテレワークになったことによって移動時間が短縮できて、結果的に生産性が上がったというケースがあります。
マネジメントの観点からすると、パートナー様や自社のエンジニアなど、バラバラの場所にいるメンバーのとりまとめや、進捗管理、品質管理が若干し辛いと感じています。従来なら常駐してもらっていたパートナー様が在宅になった時にどうするかなど、今までと違う観点での課題も出ています。

離れ離れのままキックオフ。Remottyが関係構築に一役買った
この4月に新設した部門がありましたが、コロナ禍の影響でいきなりリモートワークが基本になってしまいました。部署が立ち上がってキックオフもないままメンバーが離れ離れに…。そんな中、メンバーひとりひとりがどんな人間でどんなことを求めているか、どんな風に感じているか、反応の速さなど、Slackとweb会議だけでは埋まらない、細かなニュアンスや最初に組織が醸成していく上でのコミュニケーションの部分をRemottyで埋めることができたんです。それは非常にありがたかったですね。今では在宅でRemottyがないと正直辛いとさえ感じます。

顔が見えるから、「どこにいて何をしてるか」がわかる
Remottyの最大の特徴は顔が見えるところだと思います。例えばちょっとweb会議で話かけたいな、と思ってチャットを送る前に、見た目で「話かけていいかな?」「パソコンの前にいるかな?」というのがわかる。「いるにはいるけど電話してるみたいだな」となれば、もう少し後に改めて話しかければいいや、となります。それがすごくいいですね。
ツールを使い分けてより快適な環境を構築。新たな可能性も生まれた。

現在は出社と在宅を行ったり来たりして使っているメンバーも多いんですが、1人でも在宅のメンバーがいれば、Remottyをオンラインにしています。履歴を残したいやりとりにはSlackを、ワンタイム的なやりとりにはRemottyをと使い分けしていますが、RemottyはSlackと連携していますので、Remottyさえ立ち上げておけばSlackの通知も見られる。その辺も非常に便利に活用しています。RemottyとAPIを含めて連携して使えるサービスが構築できないか、というアイディアも生まれ、ますます可能性を感じています。