コロナ禍を受けて、一気にリモートワークを導入
もともとはゲーム会社だった弊社ですが、今はふたつの事業をメインにしています。子会社の「モリカトロン」でAIの研究を始めて、同時にもうひとつの子会社「モノビットエンジン」で開発していた多人数同時接続ミドルウェアを組み合わせて、大規模人数での仮想空間を実現するということを始めたのです。例えばコミケのような大規模即売会や展示会、それにバーチャルキャラクターのライブなどを仮想空間上で開催することができるというものですね。1000人から、あるいは10万人といった規模で同時接続できる環境を開発しています。
もうひとつはAIの技術を生かしたQA事業(ゲームやソフトウェアやといった開発物などの品質全体を保証する事業)です。AIを併用しながら、瞬時にゲームのデータを解析して、不具合やバグを検出するテストができます。
そんな弊社ですが、コロナの影がだいぶ濃くなってきた頃、緊急事態宣言が出される1週間前くらいに、「きっと通勤が厳しくなるな」と思って一気にリモート化しました。実はもっと以前から少しずつリモートを導入する動きはあって、テストしたりはしていたんです。その時に弊社の代表が、Remottyを探してきました。「これならみんなの状況がわかるらしい、これにしよう」って。その通り、今その人がどういうステータスなのかがはっきりわかるところが弊社のニーズにぴったりはまりまして、その後本格導入させて頂きました。
在席状況がひと目でわかるから、タイムロスがない。
他のチャットツールにはない即時性がありがたいです。リモートにして1番最初に困ったことが、「在席状況がわからない」ことだったんです。チャットを送ってもなかなか返事が返ってこないから、電話してみようかな…という風にやっているとタイムロスが出てしまう。そのあたりが試運転時から問題としてあがっていたのですが、Remottyは常に席の状況を映してくれているので、ひと目で判断できてとても便利です。
トピックごとにルームを作らなくても良いのが便利。
チャットワークやSlackも使用していますが、トピックごとにグループを作らなければなりません。その点においてRemottyは、「ひと手間」がないので、複数の人間に即座に情報が共有できる。そこを生かして、毎日の朝会や、月に一回の全社会議、飲み会の企画、雑談など幅広く使っています。
Remottyとともに、ずっと快適なリモートワークを続けていきたい
急遽、一気に始まったリモートワークでしたが、思ったよりもずっと快適で、問題なく過ごしています。従業員は通勤時間が削減できますし、会社側は通勤費用などの削減に繋がっていますので、お互い合意の上でこれからも続けていこうと思っています。そのためにRemottyは欠かせないツールですね。気軽に、自由にコミュニケーションがとれて、満足しています。