「雑談の重要性」への気づきとRemotty導入
長年システムの受託開発を行っています。総勢6人という会社の中でも比較的小さなチーム部署を運営しているのですが、2020年4月の緊急事態宣言を受けて、本格的にリモートワークを導入するに至りました。せっかくチームとして部下たちと良い関係が築けていたのに、急にやりとりがチャットだけになってしまうことに不安を抱き、なんとか良いツールがないものかと探していたところ、ソニックガーデンの倉貫社長の著書(日本能率協会マネジメントセンター刊:『ザッソウ 結果を出すチームの習慣 ホウレンソウに代わる「雑談+相談」』)に出会ったんです。非常に感銘を受けまして、ちょうどその本に登場したRemottyのトライアルができるということでしたので、利用させていただきました。
Remottyは、2分に1回だけ撮影するとか、チャットのコメントが常に全員に見える状態になっているとか、相手の見え方が程よいところが非常に我々にマッチしていると感じています。ちょうどタイミング良く導入できて、緊急事態宣言が発令された頃(2020年4月)には全員がスムーズにリモートワークに移行できたなと思っています。
雑談を活性化するために試行錯誤の途中
概ね良い環境で仕事できていますが、もう少し雑談を活発にしたいと思っています。掲示板のタイトルに「雑談推奨」と入れてみたり、デフォルトのものだけではなく、いろんなバリエーションの絵文字を登録してチャットに利用してみたりして、試行錯誤しています。好きな絵文字を登録できるのはいいですね。画面が華やかになりますし、感情がより伝わります。
もうひとつ考えているのは、RemottyとSlackが連携できることを利用して、Slackで作れる雑談bot(あらかじめ登録した会話をランダムに流す機能。議事録の生成や投稿に自動的に反応するなど、動きにバリエーションを持たせることもできる)の内容をRemottyに流してみてはどうかというアイディアです。まだ実現できていないんですけど、それで少し雰囲気が変わるんじゃないかと思っています。
チーム内の良い人間関係がより良い成果を生み出す
最初は戸惑いも多かったリモートワークですが、おかげさまで非常に雰囲気良く、居心地良く仕事することができています。定時になったらオンオフをパッと切り替えるということも、リモートになってよりできるようになりました。みんな家にいる時間が長くなって、今までよりずっと家庭の比重が大きくなったということは、社会的にも良いことだと思っています。
小さな部屋で良いものを作る。それはリモートワークでも良い人間関係があればできることです。その成果があるからお客様ともずっと良い関係でいられる。それをできるだけ長く体現し続けたいですね。